250TRのスピードがでないのはなぜ?【修理事例】

2020年11月1日の修理事例です。

車輛:250TR

車体番号:BJ250F-026…

走行距離:12,750KM

〇お客様ご依頼内容

中古で買ったばかりのバイクがエンジンはかかるのだが、加速しないときがある。エンストもする。

〇修理・点検内容

事前にLINEでのお問い合わせを頂いており、アドバイスをお求めでしたので少しアドバイスをお返しした数日後に、エンジンがかからなくなったと入電。

症状としては、加速しないこととエンストを繰り返す。

当店にて引き上げ入庫の後、作業開始。

Kawasaki 250TR スカチューンてやつですね。

とりあえずエンジンをかけてみる。

何もしてないのにエンンジンがかかってしまった・・・

エンジンがかからないから引き上げしたのに。なぜ?

とりあえず、試乗してみることに。

お客さんの言う通り加速しないし、一時停止するたびにエンストする。おかしいです。

まずはタペット調整してみることに

250TRはタペット調整で症状が良くなることがあるのでバルブのクリアランスを計ってみることに

少し基準値から外れていたが、たいしておかしくない。

一応調整して試乗してみることに。

すると非常に調子がよくなった。

これはおかしい!(笑)

こんなんで調子が良くなるのは経験上あまり無く少し違和感を覚えたので1晩おいて翌日また見てみることに。

翌日乗ろうとするとエンジンがかからない・・

今度はエンジンがかからなくなった・・・。

なんだこれは・・。

なんとなーく症状がガス欠ぽいなと思い

キャブレタを分解することに。

分解した中身がこちら

なんだか汚れがあまりなくきれいだなーという印象

ついに原因を発見

原因はこの部品でした。

キャブレタの中にあるフロートバルブです。

左が新品で右が使われていたもの

違いわかりますか?上部にハリガネのようなものがついてる左が正しいのです。

この部品の役目はタンクから流れてくるガソリンがある一定の量に達すると流れを止めるように栓をする役目を担っています。

ガソリンが減っていくと栓が外れてまたガソリンが流れてくる。つまり門番みたいな役割なんですね。

ハリガネのような部分はお風呂の栓にくっついてる鎖?のようなものだと思ってください。鎖が無いと栓を外せないですよね?

つまりガソリンが減っているのに新しいガソリンが流れてこない!

そう!

ガス欠です。

ハリガネ部分が無いだけでなく全体的に傷がついていてそれがひっかかっていたんですねー

中古車を販売するときに整備をして無理やり傷つけてしまったんでしょうね・・・。

ひっかかったり

ひっかからなかったり

ガソリンが流れたり流れなかったり

だからエンジンがかかるときかからないときがあり

エンストするとき、加速しないときがあったんですね。。

その後、新品の部品を組み付けて2日間試乗。

1度もエンストすることなくそのままお客さんに納車です。

お客さんにも写真をお見せして説明いたしました。

原因:フロートバルブ張り付きによるガス欠

対策:フロートバルブその他Oリング交換

費用:引き上げ3,630円 パーツ3,432円 工賃17,700円 合計24,662円

 

〇お客様コメント

HPを見て来店しました。

写真を用いての説明などが分かりやすく、親切丁寧でした。

ありがたかったです。

またお願い致します。

〇担当者コメント

この度はご利用有難うございました。原因が分かりにくい症状でしたが早期に原因究明でき良かったです。私の拙い説明でどれだけお伝え出来たか分からないですが「わかりやすかった」とのお言葉嬉しいです。その後再来店されてないので楽しんで乗っていられることかと思います。またのご来店お待ちしております。

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