ジャイロXの加速不良キャブレタを分解してみると【修理事例】

2020年11月13日の点検事例です。

車輛:ジャイロX

車体番号:TD01-24・・・・

走行距離:93,608KM

〇お客様ご依頼内容

中古車で購入して数か月は好調に乗っていたが、最近になってスピードが出なくなることがある。

エンジン始動後すぐの走り始めは良いが、温まってくると最悪エンストする。坂道で良く症状が出る。

〇修理・点検内容

初来店時に問診の上その場で少し症状を見てみることに。

アイドリング時で不整脈のような波を打っていました。

アクセルを回してみると違和感を感じたのでスロットル部分を分解。

するとスロットルパイプの太鼓を保持する部分が破損していました。

これではアクセルをいくら回しても回転が上がらないです。

急場しのぎで当店にあった調度良いスロットルを取付けました。

アクセル自体は治ったのですがそれでもエンジンの不調が改善されませんでした。

お客様のご都合で当日お預かりが難しかった為、翌週入庫にてその日は一応プラグを交換して終了。

入庫してからキャブレターを分解してビックリ

次の週にお預かりしてから本格的に分解を始めます。

外装を外してマフラー部の点検・キャブレターの分解を行いました。

キャブレターを開けたときの様子がこちら

オレンジ色の物が見えますでしょうか。

これ、液体ガスケットという硬化するとパッキンの役割をするケミカルなのです。

がしかし、塗りすぎによってかなりはみ出してしまっている状況です。。

この液体ガスケットの破片がガソリンの吸い込み口(メインジェット)に詰まっていました。

スピードが出たり出なくなったり、エンストしたりという症状

あくまで推測ですが、この液体ガスケットのゴミが吸い込み口を塞いだり塞がなかったりして起こる現象なのだと思いました。

坂道でよく症状が出ること、温まってから症状がでることを踏まえると

坂を上るのにアクセルを開け続けるとガソリンが継続的に吸われていきゴミを吸い込んでしまう確率が上がるからだと思いました。

同時にインシュレータ部分(結合部分)も点検すると同じように

ご丁寧にといいますか塗りすぎなければ〇だったのですが・・・

そもそも液体ガスケットを塗布するのでなくパッキンつまりゴムを新品にしてあげれば良いだけのことです

ゴムを3点新品に交換し、キャブレターの清掃をした後に試乗

全体で1時間ほど乗りましたが1度もエンストすることなく

最後に少しキャブレタの調整をして終了です。

 

原因:キャブレタへ液体ガスケットの塗布過多

対策:液体ガスケットを塗布するのではなくガスケット自体を新品に交換。

費用:キャブレタ清掃料(試乗・諸点検を含む)16,500円 ガスケット3点1,347円 合計17,847円

〇お客様コメント

中古で買ったスクーターが走っているときに突然スピードが出なくなってしまった。来年の春にこのバイクでソロキャンプを予定していていろいろと準備をしていたのに・・・。

どうしようと思っていた時にホームページでこちらのサイトを見つけ、すぐに電話しました。

その電話での対応がとても良く、後日バイクを持って行って点検してもらうことに。

お店での対応も本当に親身になって話を聞いてくださりとても嬉しかったです。

バイク自体は直ぐに原因が分かり修理もとても早かったです。原因の説明も電話と納車時に細かく説明してくださり大変分りやすく助かりました。

ありがとうございました。

〇担当者コメント

この度は数あるバイク屋の中から当店をご利用頂き有難うございました。距離を乗っているバイクですので直るかどうか正直不安でしたが大事に至らなくて良かったです。納車時にWEBサイトへの掲載許可とインプレッションを書いてもらうのですがその際に時間をかけて丁寧に記入していただけたことに感動しました。こちらこそありがとうございました。またのご来店お待ちしております。

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